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コンビーフン~チャキとマキオとmasakohime~

2013.04.06 08:00|家庭料理
*カミさんのブログジャックにコメントありがとうございました。お返事はカミさんがブログ上で致しますが、少々時間がかかると思います。ご容赦下さい。

こんにちは、ちょっと今日はキャラ変更の主夫太郎です。

今でこそ、こうやってブログを週3回も更新し、料理ブロガーのなかでは文章を沢山書いている方だと思うけれども、そもそも小学生のころは文章を書くのが苦手どころか字を書くのが大嫌いだった。
ノート検査といって、普段取っているノートを先生が検査すると、「もう少しきれいな字で書きなさい」とか「汚いノートだなぁ」と毎回怒られるので、ついに小学校3年生からはノートを取らなくなった。検査するノートがなければ怒られないだろうという、今の僕では考えられない発想だったが、奏功して怒られなくなったので尚更僕は「字を書く」という行為から大きく遠のいていった。結局、中学校入学時に心を入れ替えようと思った2週間くらいはノートを取ったものの、それ以外は、高校でも大学でも、学校と呼ばれるものに関わっているあいだずっと僕はノートを取らなかった。

そんな僕に一番苦痛だったのは読書感想文だった。先生は「本を読んで思ったことを書けばいい」と言っていたのだったが、まさか本当の感想、例えば「やっぱりつまらなかった」とか「宿題だからなんとか読み切った」とか「コンバトラーVの方が面白い」なんて書けない。あらすじにもならないような文章で原稿用紙を埋めていたと記憶している。

あの一見無意味な読書感想文の宿題は一体僕に何の意味があったのかと、若い頃は思っていたけれども、最近、あれはあれで良かったのではないかと思う出来事があったので、それを記録しておこうと思う。


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小学校2年生の夏休みに、やっぱり読書感想文の宿題が出た。やっぱりというのは今から考えてみての話で、小学校2年生の思い出だから、よく考えてみると初めての読書感想文の宿題だったのかもしれない。これも多分の話だが母に泣きついたか母が宿題の内容を知っていて読書感想文を書くことを促したのだと思う。そのあたりはハッキリ覚えていないけれども、母が一つの本を勧めてきた。

マキオの一人旅

「マキオのひとり旅」という児童文学書で、兄が小学生の時の課題図書だったそうだ。母も読んでなかったのか、それとも内容を言ったら読まないと踏んだのか中身は教えてくれなかった。ただ、今でも母の口からでた「ひとり旅」という言葉の響きのカッコよさは強烈に頭に残っている。当時我家にあった「マキオのひとり旅」は表紙がとれたボロボロの本で新幹線の挿絵があったように記憶していたが、最近購入して調べてみると新幹線の挿絵はなかった。主人公マキオが名古屋から東京まで乗って旅をするのだけれども、当時僕が乗ったことがなかった新幹線に乗るマキオが羨ましくて、そんな記憶を構成してしまったのかもしれない。

「ひとり旅」というタイトルに反して、小学3年生の主人公マキオが一人で旅をしているのは名古屋-東京間の新幹線だけ。しかも東京では親戚の家に泊まるのだから大抵の人が想像するような「旅」ではないが、大人に向かって一歩踏み出す「旅」と言える出来事がおこるお話だ。今読んでもなかなかの読み応えがある。親戚の家ではマキオよりよっぽどしっかりものの5歳の「ちあき」ちゃん、なまって「チャキちゃん」と呼ばれる女の子と、生まれたばかりの「ヒサオ」ちゃん(チャオちゃん)がいて、子供にとったら消化しきれないような沢山の出来事、でも大人には日常ありそうな出来事が展開され、マキオとチャキの心の振動が伝わってくる。

さてどうしてこの本を思い出したかというと.......

姫コンビーフ2013401


先日、ブログでも書いたけれども、masakohimeさんときりまりママさんとオフ会をした。そのときmasakohimeさんにお土産でコンビーフを頂いたが、どう使えばいいかすぐにはアイデアが浮かばなかった。折角頂いたのだから何かよいメニューを考えなきゃと思っていたのだけれども、コンビーフの旨みを引き出すとするとシンプルなものがいいだろうとぼんやりと考えていた程度。そのまま食べるか炒めるかしか思いつかなった。コンビーフの記憶をたどってみたのだが缶を上手にむけなくて困惑したことや、かじってみたことなどは思い出せても、「この料理は美味しかった」という記憶がなかった。もともと保存用の食材、というか食料だからそれほど美味しいものではないのだろうかとも考えたが、こうやって冷凍技術と流通が発達し、生肉がいくらでも手に入る現代においても、保存用の缶に入っているのではなく真空パックされて売っているこのコンビーフは、味を追求したものである一品に違いはない。もちろん大事にお料理しなければならないから、「これはなかなか難しい宿題だなぁ」と半分ワクワク、半分ギブアップしたい気持ちだった。冷蔵庫のドアを開けると見えるところに、頂いたコンビーフを置き、冷蔵庫を開ける度にコンビーフのことを考えるのだけども、結局はどうどう巡りをする日が続いた。

と、ちょっと気が抜けてしまい、ぼんやりして何日かたったとき、急にマキオのひとり旅にあるエピソードが思い出された。チャキちゃんのお父さんがお料理するからビーフンを買ってくるようにチャキちゃんにお使いを頼むと、チャキちゃんは間違ってコンビーフを買ってくる。それを指摘されると、チャキちゃんは「取り換えてくる」といって外にでてゆき、マキオはそっと後を追いかけて遠くから見守るという小さなお話。「なんで、チャキちゃんのお父さんは取り換えなくていいよ」と言わなかったのだろうと当時思ったのが記憶のそこから蘇ってきた。コンビーフなんてあって困るものではないのだから、またビーフンを買いに行かせればいい。ちょっと腑に落ちなくなって、わざわざ新しく本を購入して、読み返してみると、チャキちゃんがコンビーフをビーフンに取り換えてくると主張したとき、お父さんは「えらいえらい、チャキ、えらいぞ」と送り出している。当時はまったく気にも留めなかった一行だが、ああ、これが教育なんだと感心してしまった。一方当時の僕はまだマキオより小さいくらいだったから、チャキちゃんの一度目のお使いが無駄になって可哀想だと思う気持ちのほうに感情の振り子がふれたのだと思う。その、もやりもやりとした感覚は何故か40歳になってもちょっとは残っていた。

ふと、当時の僕が納得する形ってなんだったのだろうか、そんな疑問があたまによぎった。簡単すぎる答えだが、チャキちゃんが買ってきたコンビーフと、もう一度お使いに行ってもらって買って来たビーフンでお料理を作ることだろうと思った。

「チャキ、これはコンビーフだね。本当はビーフンが欲しかったのだけど、そうだ、もう一度ビーフンを買いにいってちょうだい。チャキのコンビーフとお父さんのビーフンでお料理を作ろう」

これが当時僕がチャキちゃんのお父さんに言って欲しかった台詞だろうとおもう。

そこでチャキちゃんやマキオが食べるわけでもないけども、チャキちゃんのお父さんに代って、僕がmasakohimeさんのコンビーフとビーフンで凄く簡単なお料理、「コンビーフン」をつくることにしようと思った。もちろん、コンビーフの美味しさを引き出すのにぴったりだとも思った。レシピを以下書くけども実に何の変哲もないものだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コンビーフほぐし2013401

1. コンビーフをなるべく丁寧にほぐす。

もともとほぐしたものを固めたものなのだけど、やっぱりお料理のときはほぐしておいた方が味も広がるし、後々ビーフンへの絡みもいいとおもった。

ビーフン2013401

このお料理を思いついてからわざわざビーフンを買ってきた。ちょっと大きめの袋だからチャキちゃんのわたされたお金では多分無理だけどね(笑)

ビーフン戻し2013401

2.ビーフンはお湯をサッとかけて10秒ほどでザルにあげ、固めに戻して置く。

ビーフンは凄く簡単に戻るので本当に軽くでいい。あとで汁も吸わせるし。

ビーフン炒め2013401


3.ピーマンとビーフンを炒め香がでてきたら水をいれ、塩、胡椒(お好みでごく少量の醤油)で味付けをしスープをつくる。

コンビーフだけで作ろうとも思ったけど、1つくらいお野菜をいれても罪にはなるまい。牛肉と相性がいいピーマンを選択した。


4.2で戻したビーフンを入れながらスープを吸わせて、汁気がなくなりビーフンを炒める感じになってきたら火をとめる。

テフロン加工だといつまでたっても張り付かないのかもしれないけれども、ここはサッと仕上げた方がいいと思う。実際炒めるという感じはなくていいと思う。


コンビーフビーフン

コンビーフン


完全に汁なし。如何?なんでもないといわれればそれまででだけども。ちなみに「コンビーフン」という名前は僕のオリジナルではなく、マキオのひとり旅の中でマキオが「コンビーフン、コンビーフン、ビーフンと似ている」と歌っているのを今回再読して発見した。実はこの記憶が強烈に残っていたのかもしれないとも思う。小学校2年生のときには随分いい加減な読書感想文を提出したけども、その再提出と言ってはなんだが、読書感想料理を作ってみた感じになった。これだけ心に残る本を読ませて貰ったのなら読書感想文という苦痛だらけの宿題も悪くはないと思う。でもやっぱり気になるのは宿題の成績。国語の成績はずっと悪かったし、今でも大した文章は書けていない気がするが、国語はブログの文章で、5は無理でも4くらいはもらえそうかな?家庭科は僕は最高で3しかもらえなかったが、食べた感想でいうと5が欲しいところ。でも、読者の皆さんに点数は委ねようと思う。


謝辞:
masakohimeさん、コンビーフというのはなかなか難題であったけども、お蔭様で随分昔に読んだ本と再会ができました。思い出というのは大事にするものですねぇ。まさか35年余の時を超えて僕のなかでコンビーフのエピソードが蘇り、また、それにより当時全く書きたくなかった読書感想文モドキがかけるとは...この場を借りてお礼を申し上げます。





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テーマ:料理日記
ジャンル:日記

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